摘 要
随着经济的快速发展与世界全球化进程的不断加速,国与国之间的关系越发紧密,逐渐成为了不可分割的共同体。在这样的背景下,人与人之间的交流就显得尤为重要,如果缺少了人际交流,那么恐怕人类将无法彼此融洽和睦的相处。寒暄语作为语言交流中的一个类别,虽然内容相对较为简短,但在日常交流中使用频繁,起着维系人际关系的重要作用,因此是日常交流中不可或缺的一个环节。
由于不同的国家之间有着各自不同的地理环境、历史渊源以及文化背景等,所以每一个国家的寒暄语都具有不同的特征与特色,中日两国自然也不例外。
为了能够顺利的进行跨文化的交流,从了解寒暄语入手,进一步理解中日两国寒暄文化的差异,从而了解清楚中日两国之间寒暄语的区别十分必要。本文就以中日日常寒暄语作为切入点,通过对中日两国的寒暄语进行比较对照,由此来了解中日两国寒暄文化的差异。
本文将从两个大方面来比较中日两国寒暄语的不同,一方面是中国人及日本人与人见面时分别所使用的寒暄语,另一方面是中国人及日本人与人离别时分别所使用的寒暄语,通过对比从而找出其中区别,并且分析差异产生的原因,更进一步发掘其中所体现的中日寒暄文化的差异。
本文通过对照中日两国的日常寒暄语,来分析中日两国寒暄文化的差异,希望这能有助于进一步建立良好的、顺畅的交流模式,增强彼此间文化的认同与理解。
关键词:寒暄语;文化;差异;中日
挨拶语からみる中日文化の相违
要 旨
経済の高速成长とグローバル化の进展の加速により、国同士间の関系がますます紧密になって、分割できない共同体になりつつある。このような环境の下で、人と人との交流の重要性がさらにあらわれている。コミュニケーションがうまくいけば、おそらく人类は互いに仲良く付き合うことができろう。
挨拶言叶は言语交流の一种として、形式が简単であるが、日常生活の中で频繁に使われ、人间関系を维持するための重要な役割を果たすと思われる。だからこそ、挨拶语は日常交流の欠かせない一环となっている。
国によって、地理环境や歴史源流や文化背景が违うため、挨拶语が自らそれぞれの特徴を持っている。中国と日本も当然に例外ではない。异文化交流をスムーズに行うためには、各国の挨拶语における相违を知ることが必要である。挨拶语の理解することに手をつけると、中日両国の文化差异を理解することができる。本文は中日両国の挨拶语を切り口に、比较分析を通じて、中日両国の文化相违を理解することが目的である。
本文は2つの大きな方面から中日両国の挨拶语の相违を比较してみる。第一に、中国人及び日本人が他人と出会うときに使う挨拶言叶である。第二に、中国人及び日本人が他人と别れるときに使うの挨拶言叶である。
比较することを通して、区别点を明らかにする。そのうえ、相违の原因を分析することで、その中の秘められている中日文化の相违を探る。
本文は中日両国の日常挨拶语を比较して、中日両国の挨拶文化の相违を分析してみることで、両国间の交流がよりよい顺调になって、それに互いの文化を认め、理解を深めることができればと愿うばかりである。
キーワード:挨拶语、中日、文化、相违
目 次
はじめに
1 中日日常挨拶语の比较
1.1 中国の场合
1.1.1 出会うとき
1.1.2 出かけるとき
1.2 日本の场合
1.2.1 出会うとき
1.2.2 出かけるとき
2 日常挨拶语にみる中日挨拶文化の异同点
2.1 両国挨拶文化の共通点
2.2 両国挨拶文化の相违点
3 両国挨拶文化相违の形成要因
3.1 歴史と日常挨拶
3.2 自然と日常挨拶
3.3 人间関系と日常挨拶
おわりに
参考文献
谢辞
はじめに
経済の発展や世界のゴローバルに伴って、国家间のつながりがますます紧密になっている。コミュニケーションがなければ、人间は生きていけない恐れがある。したがって、コミュニケーションがいっそうに欠かせないものになってきている。その中で、言语は人类がコミュニケーションをとるときの大切なツールの一つである。言うまでもなく、国や民族の成り立ちに欠かせないものでもある。さらに、ツールだけでなく、长い歴史を経て形成された文化の一部で、文化を反映している。言语と文化は切っても切れない一体であると言ってよいであろう。挨拶言叶は言语の一部として、挨拶がなければ日常の交流が成り立たないほど重要なものである。情报伝达のほか、挨拶は信頼関系づくりにも役立つ。中国と日本は昔から同じアジア文化圏にあっても、経済や政治の影响で、いろいろな相违点がある。挨拶の时、中国人と日本人とは兴味深い违いが存在している。だから、中国と日本両国の日常挨拶语を比较して、相违を発见することは本文の目的である。
1 中日日常挨拶语の比较
中国と日本は一衣帯水の友好隣国で、昔から幅広く交流をしている。中国も日本も礼仪を重んじる国家で、人间関系のつなぎとめることによく工夫をする。中国と日本両国にはいろいろな共通点があるが、国民独自の特徴によって、それぞれの违いがある。
1.1 中国の场合
中国は礼仪の国で、礼仪作法を非常に重んじている。挨拶は人间の交流の中で、大切な役割を担っている。もし人间交流の中で挨拶语がなければ、うまく进んでいくことができない恐れがある。特定の场合には、特定の挨拶がある。中国の场合について、以下のように説明してみる。
1.1.1 出会うとき
日常生活の中に、人との出会うことは避けられない。人と出会い时、暖かい挨拶语をすれば、人と人の感情を増进し、もっと亲しく睦まじい人间関系を作ることができる。そのため、出会うときの挨拶语はとても不可欠なものである。
1.1.1.1 见知らぬ人と出会うとき
见知らぬ人と出会うときに、中国人は一般的にまず相手の名前を寻ねる。例えば、中国人は初めて会う人に「请问您贵姓?」(お名前は何とおっしゃいますか)を闻くことがある。これの原因と追究してみれば、中国人が自分の名前なんか重要ではないと思って、相手の名前を寻ねるこそ谦逊であると考えるからであろう。中国人はあまり知らない人と话しているときでも、自然に相手の家族のことに及ぶ、例えば「儿子结婚了吗」(息子さんは结婚したか)、「每个月工资多少呀」(毎月给料はいくらか)「打算买新车吗」(新しい车を购入するつもりはあるか)など、それを失礼だと思うどころか、むしろ亲近感を持っているのである。つまり中国人の挨拶は家庭式とでも言える。
1.1.1.2 知人に出会うとき
中国人は亲しい関系では、「早上好」(おはよう)、「你好」(こんにちは)といった挨拶はまったくしないといってもよかろう。中国人は知人に出会うとき、よく「吃了吗」(食べたか)を寻ねる。「食べたか」といった挨拶语は外国人にとって非常に不思议であろう。食べたといい、食べないといい、他人に无関系ではないか。
「食べたか」という挨拶语は中国人ならではの挨拶语で、中国文化の独特性を表现していると考えられる。それに、日本人と同様に中国人も天気の话题に及ぶが、天気に异常があるときだけ言うのが一般的である。日本人のように天気にあまり関心していないにもかかわらず、天気のことを言うのと违い、中国人は自分の天気について感じたことを相手と共有したいから言っている。天気より、中国人は食事をはじめとする日常のことを挨拶で言う。
「食事は済んだのかい」、「食べたか」というように、相手の生活に関心を示したりする。内容が直接性、実用性のあるものが多い。日本语の挨拶は固定化した表现が多く、実际の意味よりも、形式的で、态度を示すものが多い。
1.1.2 出かけるとき
中国には固定化された挨拶がないと思われる。仕事から帰った时、家にいる人が「回来的真晚啊,吃饭了吗」(帰ったか、遅いね。食べたか)、帰宅した人は「干什麽呢?」「我累坏了。」(何をしてるかい)(俺、疲れた)などというが、どれも决まった挨拶ではなかろう。
1.2 日本の场合
挨拶语は日本语の一つの重要な构成部分で、日本语を勉强することの基础である。挨拶语は日本人の交流において欠くことができない表现であり、挨拶语をうまく使うこそ正しくて顺调に日本人と交流することができる。日本独自の文化によって、独自な习惯がある。以下のように説明してみる。
1.2.1 出会うとき
出会うときの挨拶はとても不可欠なものである。「日本人の一日は挨拶语から始め、挨拶语まで终わる。」とよく言われている。挨拶语を喋らなくて一日を安心に过ごせないともいえる。暖かい挨拶语は润滑剤のような役に立つ。その中、出会い时の挨拶语は他人とよい関系を保つの重要な手段の一つと见なされる。
1.2.1.1 见知らぬ人と出会うとき
「和を以って贵しとなす」というのは日本文化の中核で、日本民族意识の全体で重要な地位を占めている。それは日本民族精神の核心の一つで、日本人の性格と考え方に大きな影响を与えている。「和」という精神は日本民族の魂として、日本の政治、経済及び文化の各方面に浸透している。社会生活において、「和」は「调和」で、重大な原则に触らないと相手の考えをできるだけ我慢する。なるべく相手と口争いあるいは正面冲突を起こさないである。
そのため、日本人はもっと人间の调和を重んじている。人间の「和」という雰囲気を破壊しないように、日本人は挨拶をする时慎重に気をつけている。日本人は相手の名前を闻くのが失礼で、迷惑で、自分を先に绍介することで相手に受け入れてもらいたいと考えているようである。上级と部下、先辈と後辈の间で挨拶は厳しい规定がある。そのため、日本人は初出会った时「はじめまして、どうぞよろしく。」と挨拶をして、「こちらこそ,よろしくおねがいします。」と答える。
初めは相手の身分と地位がわからないから、言辞には失礼なところがあるかも知れないが、まずは「よろしくおねがいいたします」という挨拶をして、相手の理解を得て人间の「和」は保たれる。
1.2.1.2 知人に出会うとき
日本人が知人に会ったとき、挨拶が不可欠である。「今日はいいお天気ですね。」、「最近よくふりますね。」、「寒いですね」、この例で示したように、日本人の挨拶で天気に関连するものが多い。手纸や书简の中において、固定的な一部になるくらい重要视されている。天気を挨拶の始まりとすることが日本人の惯习となっている。
1.2.2 出かけるとき
日本人は出かけるときに「行ってきます」と言い、家族の人が「行っていらっしゃい」と言う。「行ってきます」には一时的に离れるだけという意味合いがあり、家族という集団を离れない意思表示であろう。一方、「行っていらっしゃい」には「早く帰ってね」という意味合いがある。このような挨拶は固定化されており、家族内だけではなく、同じ集団に属する仲间の间にもよく使われている。日本人は集団を大切にし、集団を頼りにする意识が强く。强い帰属意识のもとで、日本人は集団のルールを守り、超えないように心得ているのである。中国人の家庭的に対して、日本人の挨拶は集団的であろう。自分の所属している集団や、集団にある自分の位置を明らかにすることで、安全感を得たいと考えているようである。
2 中日挨拶语にみられる両国挨拶文化の共通点と相违点
特定の文化には特定の挨拶语がある。中日挨拶语に共通点と相违点があって、それを比较することを通して、中国と日本の挨拶文化を窥うことができると考える。
2.1 両国挨拶文化の共通点
中日両国も礼仪の国と言われ、世界に深い影响を与えている。
中国と日本は歴史的に紧密に繋がり、地理的にも両国は隣国で同じアジア文化圏に属しており、儒家文化に根深く影响されてきた。儒家は人と人の调和の取れた付き合いを提唱しており、中国社会と日本社会はいずれも人情を重んじる社会で、人间関系の维持を重视している。人々が他人と付き合っていく中で、常に人情に気を配って考えなければならない。理性と科学よりも、なにかを処理していく中でより多く考えているのは感情の要因で、人情は人间関系が维持する上で最も主な仲介である。このような付き合い方はある意味一致していると言える。儒家学派の创设人である孔子は「仁」は即ち「人を爱する」ことだと考え、「仁」の中核となるのは人々の间の爱、同情心を强调し、爱を持って付き合うよう强调することである。
それらは根深く中日両国の国民に影响を与えた。他人との付き合いの中、他人への心配り、人情の存在を表し、社会が全体的に调和の取れた雰囲気になっていく。
2.2 両国挨拶文化の相违点
どの国でも、どんな民族でも自分の文化を持ち、そして文化は生まれた地理环境、社会歴史条件と発展プロセスによって违い、自分の特徴を持っているのである。日本人の内向的な交际スタイルとは対照的に、中国人の交际は外向的で、挨拶においても自分の思うのままでする向きがある。中国人が大陆に生活しているため、岛国の日本人と比べ、より自信満々で、明るくて、情热的である。挨拶では実用性が重视され、现実的で、自身のことと密接に関系している言叶が多用される倾向がある。プライベートなことに言及されても、まったく侵害される感情がなく、むしろぬくもりと思やりを感じとるくらいである。一方、日本人は挨拶するとき、あまり自分中心的な话题を避けるので、相手に配虑した言叶づかいが中心になる。中国人の人间本位の考え方と异なり、日本人は大自然を崇拝し、大自然を恐れ、大自然に顺応し、大自然に感谢する気持ちを持って、大自然と融合するよう心挂けている。このような観念は挨拶にも反映されている。
3 両国挨拶文化相违点の形成要因
挨拶语の形成は必ず原因があると考えられる。次に中国挨拶语と日本挨拶语の相违の原因を研究したい。
3.1 歴史と日常挨拶
「民は食を以て天と为す。」ということわざのように、中国は古くから农业国で、农耕文明の影响を受けてきた。生産力が低いうえ、自然灾害や过酷な徴税に苦しめられる。
昔では、人々は腹を満たすことを最大な関心事であった。そのため、会うたびに、食べたかとあいさつしたのである。现在ではもちろん、食べることに困ることがなくなったが、この言叶はなおも一部で残っている。一方、日本は狭い岛国で、闭锁的であったため、人々は仲良くするために协力精神が重要视される。共同体のような集団の中で生活するという日本の构造の中で、人々に连帯感があり、个人の行动が制限されがちで、集団の伦理による拘束を受ける。そのため、他人を先に思いやることが美徳とされてきた。交际の中で、日本人は自分を主张するより、和の精神を重んじる。これは日本民族の文化真髄になったのである。
3.2 自然と日常挨拶
中国は大陆国家で、豊富な资源を持っている。人々は代々ここで単调な农作业をして过ごしてきた。そのため、実务重视の精神が养成され、この精神も挨拶の中で反映されている。日本の国土が狭く、気候が复雑で変化しやすいため、台风が多い。それに日本は太平洋の地震区にあるから、地震や津波など灾害がめったなことではない。それぞれの危机感をもって、日本人は大自然に敬意を持ち、大自然を恐れている。
3.3 人间関系と日常挨拶
中国の挨拶言叶は豊富で、相手により、そして场面により変わったりして、固定のモデルがない。これは中国人の意识と无関系ではないようである。中国人は自由を崇拝し、拘束されることが嫌いである。伝统的な郷土社会では、人々の精神生活が欠乏なため、他人のことを议论してコミュニケーションをとっていることが多くあった。相手のプライベートのことを闻き出すできることは二人の仲がいいことの证明である。そしてプライベートのことをほかの仲间とシェアしたりすることを楽しみにする。生活レベルの向上に伴い、食べることが问题ではなくなった、「食べたか」とのような挨拶がまだ残された。
それを闻くことで関心を示すだけで、本当に食べたかどうかは実はどうでもいいことである。日本人はプライベートに触れないことが鉄则のようである。
それなら天気の话题が手取り早いものになる。中国では、古くから食べることが最大の问题であってきたため、「食べたか」という挨拶がシンプルで、関心を示すこともでき、典型的な挨拶となった。同じ场面でも、国や民族より挨拶言叶が全く违う。しかし、どれも人间関系を维持するためのコミュニケーションの働きを持っていることは言うまでもない。日本人には强い集団意识があり、同じアパートに住んでいたら、见知らぬ人とも挨拶言叶を交わす。
中国人は自分の意思や意见を直接に相手を渡すのに反して、日本人は相手の気持ちや立场を考えしたあと、発言したり行动したりする倾向が强い。そのため、日本人は「円くおさめる」を上手にできる。それに、「こころづかい」や「おもいやり」を强调する。
おわりに全ての国、地域或いは民族にはそれぞれの交际方式を持っており、挨拶の仕方もさまざまである。日常生活において、人间関系の构筑にとって挨拶は不可欠で、その仕方もそれぞれの国の人间関系の特徴を映し出している。
本论文は対照研究方法を采用して、挨拶语における相违点を文化面から比较して探求したことが本论文の特色である。取り扱った事例の数に限りがあるので、本论文には不十分なところがたくさんある。これらを今後の课题にして更に详しく研究したい。
参考文献
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[14]吴颖,浅析日语寒暄语的特征[J]科技创新导报,2008(30)
[15]维基网上百科辞典http://ja.wikipedia.org/
谢 辞
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